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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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19日の店が終わって、市原の試合から帰ってきたヴィッセル神戸の何人かが、忠くんの「POPEYE」にいるという。お客様でもある彼の店に行ってみた。

僕はカウンターの端に座ったが、ほどなく和多田(僕より一回り若い!)が来て、くだらん話を聞いてもらった。彼は年齢差を感じさせないナイスガイ(文末志賀死語7を参照)だ。ボックスでは吉村光示、松尾直人もいる。直人君は「41ゲーム(5/3日記参照)」の信者。武田、布部も合流し、しゃべりまくって午前4時過ぎ。そろそろ帰ることにした。20日の日曜朝から神戸製鋼のチャリティフェスタがあるからだ。家に着くともう朝方。相変わらずすぐには眠れない。BSでマリナーズVSヤンキースがライブでやっている。イチローが24試合連続安打をかけて迎えたゲーム。すでに3打席は凡退だったらしく、とりあえず次の打席が最後となろう8回まで見ることにする。いよいよイチローが1対0、勝っている状況で打席に立つ。一球目、あろうことか記録を期待する地元ファンを裏切る相手チームの投球…。

イチローは、野茂に続き二度目のデッドボールを受けた。いかにもアメリカの野球らしい?作戦か。(余談ではあるが、この日記のタイトルで僕がイチローくんを知ってるのでは?思われる方がいるかもしれない。ところが、イチローどころかホテル時代にディナーショーのときに会っただけの、背の低いパンチ野郎、鳥羽一郎すら知らないです)。とにかくイチローは見事に野茂の時と同じく背中にデッドボールを受け、珍しく怒る表情(に見えた)をしながら一塁へ。記録は潰えた(というか、そのままソファーで一瞬寝てしまったのでその先は見ていない。なんとその後押さえの佐々木が打たれることになり、彼には5打席目があったらしい。結果は周知の通り)。途中マリナーズ、マルティネスの打席で思い切り振ったバットがすっぽ抜けて、3塁側のスタンドに飛び込むシーンがあった。しかし誰も怒らない。アメリカの球場は、最前列がかなりグランドに近い高さだ。ネットも何もない。迫力も臨場感も間近で感じられてよさそうだが、今まで大事故はなかったのだろうか。サッカーのようなフーリガンはいないのか。

日本はといえば、フィールドと観客が隔絶されている。個人的にはアメリカの方がいいように思うが、なぜ日本の球場は全部ああならないのか、知ってる人がいたら教えて欲しい。陸上トラックがある競技場で見るサッカーやラグビーは、フィールドが遠くて好きにはなれないのと似ている。そういえば、花園ラグビー場においてテストケースでサッカーをやっていたが、反応はどうだったのだろう。しかしどうもスポーツの捉え方に関して日本という国は、欧米と比較するとまだまだ後進国のように思える。サッカーワールドカップに合わせて競技場を慌てて作っている状況を見ても、余計にそう思う。セパタクローやカバディーの専門競技場があったら、それはそれで笑えるぞ…。


志賀死語7
『ナイスガイ』:昔は「ダイナマイトガイ」「タフガイ」なんて言ってたけれど僕は「シャイガイ」だ。
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