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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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「あの店はめっちゃ美味いで 俺にはちょっと薄味やけど、志賀ちゃんやったら京都人やし、絶対口に合うと思うわ マジで美味いから行ってみぃや」

これはある和食店の話だ。お前はナニジンやねん!また流暢な関西弁を操るインド人の勧めである。(>>>彼のことは10/25日記で

店に早く着いたので、その店の視察も兼ねて三宮の街を歩くことにした。普段車に乗っていると見えないものが一杯ある。夕飯時の金曜の街に人は多い。神戸の週末はそれほど悲観することもないのか。いや、違う。3件行ってた人が2件になって、2件行ってた人が一つの店で飲食を済まそうとする。街が眠る時間は早くなった。そんな中だから、店にやって来るお客様は嬉しいもんだ。

阪急三宮、ハーゲンダッツ前。通称オッパイ広場(誰が言うとんねん!)にはいつも若者が多い。ここから巣立って行ったホーンセッションバンド(ナンとかジェロニモっていう大人数)やアカペラグループ(ベイビーブーフーウー?みたいな名前)もいると言う。音楽は鳴っているが、今日は大きなスピーカーで若いDJがターンテーブルを回してる。前に若者が数人集まっているが、DJプレイはここでは少し難しいんじゃないかね。オジサンやオバサンは、測道に停めてるローリング族やワゴン車の大音量と変わりなく思うよ。密閉されたハコの方がイイ。

さて和食の店。その同じフロアに、僕が大阪時代付き合ってた子と行った梅田の地下にあったイタリアンがあって懐かしく思った。この歳になるともうさすがにこのカジュアル感は入り難いが、なんだかその偶然に口が綻んだ。あの子はどうしてるのだろうか?……あの子ってどの子やったっけ?……最悪やな、ボキ。

Steelers・平尾剛史が言ってたが、確かに中島美嘉の「雪の華」は僕もイイ曲だと思う。冬やったか、月やったかまだ上手く出てこない曲名なんだけど、先日のカラオケでも見事にメロディは覚えてた。同じくSteelers・苑田じゃないけど、「俺ってリズム感あるかも?」なんて思う。歌手デビューは オファーがあればやってもいい。それはともかく、北野坂を店に向かって歩く途中「中島美嘉?」って思うメイクの若い女の子とたくさんすれ違った。ロングの黒髪、ペタッって感じで前髪垂らし、目の周りは黒い。「中島啓江?」ってな感じの人までそれである。「真似」と「似合う」とは別物なんだがね。

一人で入った中華のカウンター。一つ空けて隣の伊集院光系(微妙だが、内山くんでもパパイヤでも石塚でもない)の男がよっこいしょと、イスがめり込まんばかりに座る。案の定「天津飯の大」と何品か頼んでる。食べ出すとおもむろに文庫本を左手に持ち、右手であんかけカニ玉をかっこんでいる。前から思ってたのだが、なぜに太った人は食べながら「うん(モグモグ)うん(モグモグ)うん」と頷くのだろうか?文庫本のタイトルと共に、その人に聞いてみたかったが、多分その「うん」は太っちょ(死語)独特の呼吸法なんだと思うことにした。

また北野坂を上っていく。震災前にはほとんどなかった「呼び込み(キャバクラ系?)」が多い。どこかで書いたが、僕は呼び込みを余りされない。たぶんされないような「風貌」なんだと思う。なぜか僕は「声を掛けられたら負け」くらいに思ってる。逆に言えば「声を掛けにくい男」でいたいとも思う。

そういうものって、今の時代に必要な個性だと勝手に考えてる。


※イカリン志賀の「本日のハラタチ日記その6
【しかし実は北野坂で一人だけ呼び込みをしてきた 睨むと、途中で下がった】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・57日目」>>>キッカケはコチラ!
【「食べられてよかった」(ひろしさん 39歳 独身) 「置いといてくれたらドンドン食べるかも」(ジュンコ&ユミさん 3?歳 仕事知りません) 相変わらずアタリ続き……『残りあと23レーズン』】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
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