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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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【今年も残りあと11日! 年内休まず爆走中?】

確かに寒くなった土曜昼の神戸にまた、微かな雪が降る。ドームの神戸ウイングスタジアムだから寒さは凌げ、ラグビーもゆっくり観られた。

みんもん(みなみ6歳・もも4歳)とそのママとの似非親子を演じながら、友人も一緒に観戦した。ルールも含めて「今のはどうなったの?」という、映画館ならビンタ(死語)ものの言葉にも、それで少しでもラグビーファンが増えるのであればと答えていた。確かに一見解りにくいとされるルールにも、ラグビー発展途上の原因がある。実はシンプルなんだけど、もう少し伝え方を考えないと。

大介がトライした。オーロラビジョンにはVTRが再生される。上半身、特に背筋のなせる技ありトライだ。「あれは、大畑くんのお父さん?」後ろに座る仲間の女性が、観客席の映し出された男性を見て言う。熱闘甲子園ではよくある光景だが、トップリーグは大人だ。あれは……萩さん、ヘッドコーチである。

みんなと別れたあと、ポートピアホテルに移動する。ドラマ「やまとなでしこ」によれば、JC(青年会議所)との合コン、条件のイイ男との出逢い率は高いという。まぁ僕には関係のない話だが、神戸JCの総数280人の納会・クリスマスパーティ会場へ潜り込むことになった。理事長、ラーメン好きのインド人の仕掛けで、なぜか僕はサプライズ・ゲストだった。

タキシードで来いと言われていたのを、羽織袴か文金高島田?で行こうかと思っていたが、俺が目立ってどうすんねん!というわけで無難にダークスーツで行った。確かに店のお客様や知人を多く見かけた。25歳から40歳までの実業家や二代目など、蒼々たる神戸のメンバーが顔を揃える。バッジもない、ステイタスもない、バックボーンもない僕が、色んなテーブルで知り合いを訪ねて驚かしに行く。「志賀さん、JCなの?」「ジャンクロードバンダムです」と言いながら。悪意のないイタズラは、いつも楽しいモノである。久しぶりの人にも会えた。それにしても、会場まで見つからないようにと、カフェでもロビーでも顔やなぜかネクタイまでをも隠しながらその時を迎えた僕が、狂おしいほどに好きだ。

会の終了を迎えずに店に向かったのだが、とてもいい気分でホテルをあとにした。店には静かなときの流れと共に、それぞれのお客様との会話を楽しむ余裕さえもあった。さっきまでの世界とは別の、ココが僕の生きる道だ。卑下しているのではない。店をやっているから会えた人がたくさんいる。先述に「バッジもない、ステイタスもない、バックボーンもない」と書いたが、それを相手とのコンセンサスに振り翳さない人ならば、確かにそんなモノはお互いに要らない。僕がアソコで挨拶したのは、「初めまして」で探り合う人達ではなかった。

そこは人脈を広げるためでもなく、ただ場所が変わっただけのことだった。


※イカリン志賀の「本日のハラタチ日記その20
【店の静かな時間……は、深夜1時前の神戸製鋼の襲来により一変した 伊藤剛臣にヘッドバットを思い切りかまし、酔ってどうしようもない増保を羽交い締めにした 今日はFW会のはずなのに来ていた大畑はカウンターの柱の間・一人席に座って「おい!大介コッチ来い!!」と呼ばれても「帰りました」と言って動かないし、平尾は騒いで寝てしまうし、中道のなぜかいつも買ってくるたこ焼きは床に転がってるし……ホント、こういうヤツらを見る度に「ええかげんにせいよ!俺を怒らせるな」と言い、追い出そうかと思うのだが、それができないのは紛れもなく「あの時はスイマセン」と言ってくる彼らの顔が浮かんでいることと、どうしようもなく憎めないヤツらだからだと思う】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・71日目」>>>キッカケはコチラ!
【一粒目「ごちそうさま(ノーコメント)」二粒目「さっきと全然違う!!オイシイ」(キョウコさん 3?歳 映画好き) ここに来て、またハズレが出た 多分レンジに入れたときに破裂したやつと、まだ皮がシッカリ破れてないやつとの違いなのだろう “枝付き2粒”“レンジで爆発させ水気を飛ばした(つもり)5粒”……『残りあと7レーズン(ヒト桁!)』】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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