www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
12/31「踏みしめた、踏みしめる」 バックナンバー >>>
【今年も残りあと いっ、1日! 元旦朝までやりますわ】

いよいよと言えばいよいよ、い〜よい〜よと言えばい〜よい〜よ、いよーいよーと言えばいよーいよー……訳が解らないほどに早い時間の流れである。

例年静かなこの店に、一年お疲れさまと言わんばかりに大掃除を始めた。排水溝のヌメリがどうだとかトイレの洗浄だとかの粉を放り込んで、酒のあるバック棚を拭き掃除用クリーナーで雑巾を滑らせる。性格上やらないことが多い掃除だが、やり始めると中途じゃ嫌なタチなので頑張った。汚れが目立たない内装でよかったと思う。雑巾はとたんに黒くなった。

店に来てちょっとトラブルが発生した。ノートPCのAC充電器が壊れてしまってる。つまり今充電池にあるだけの量で年末年始乗り切れるか?っちゅう話である。これはヤバイ。早速一時的に近所に住む同じPCのお客様に借りることにしたが、大晦日はソフマップだな。そんなことをやりながら、早い時間に玉撞き屋にいたもんだから、集中力を欠いてそれどころではない。連絡を取らなければならないお客様にも連絡が取れず、イライラする時間は過ぎてゆく。

と言いながらも、いい話もあった。志賀ならず滋賀に住む農家を営む知人が、米と自家製餅米でつきあげた羽二重餅をたくさん送ってきてくれた。充電器を借りるついでにその彼に「網ないか?」と、そのイライラを和らげるために?網を借りて店で餅を焼く。網で焼くなんていつ以来か、ってな感じだから最初は焦がしながらも、めちゃくちゃ美味い焼き餅を4個頬張った。お客さんは笑ってた。

今年を振り返っても、今日の日記に集約されるように「良いことも悪いこともある」という人生の中で「良いことしか求めない」のならば、人間らしく魅力ある自分には成りきれない。ハズレがあるから当たると嬉しいわけで、負けがあるから勝つと泣けるわけで、どうにもこうにも自分の身の丈以上のことはできない中で、「悪いこと」とも対峙しながら生きてゆくことに意義を感じている。

僕は水の上や砂の上を歩いているのではない。ふと振り返っても自分の足跡が水面の彼方や、風で飛び散った砂の如く確認できないものとならないように、確かに大地を踏みしめていたい。追随を許さない、自分だけの足跡なら尚いい。

そんなわけで来年も、フワフワ飛び越すドクター中松シューズなど必要ない。


今年もありがとうございました。
来年はとんでもない展開をご用意しております。
さりげなく虎視眈々と、ソクセキ創りに余念無しです。

新年は密やかに、3日くらいからやろうと思ってます。



※イカリン志賀の「本日のハラタチ日記その30
【また今年も、インターネット通販も市場調査のアンケートも、「未婚」欄にチェックし、家族一人(自分を含む)と書く一年を終えた……】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga
n