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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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20日、眠いが意味のある旅に出た。名古屋・御園座に舞台を観に行くためだ。 朝8時半、新神戸を出る。お医者さん二人と同行した旅は、周りから見ると少し違和感があったかも知れない。ノッポな二人(僕とF氏)に、囚われた宇宙怪獣(O氏)ってな感じだった。

名古屋へ何を観に行ったのか?正直言うと多分一生に数回、しかも年老いたときにしか行かなかったであろう舞台。「ホットライフ・ミュージカルコメディ『のど自慢』〜泣き笑い音楽人情喜劇〜」、井筒和幸監督がメガホンを取った「のど自慢」の舞台版である。映画は室井滋?宮本信子?つまりそれくらい解ってない今回の主役は水前寺清子、チータである。「♪幸せわ〜んにゃ」である。

なんで観に行くことになったかと言うと、客演の吉本新喜劇役者・中條健一氏(ヤクザ役でよく出てる)の僕がデザインした楽屋のれんを見たかったからである。ビートたけし氏から送られた、井手らっきょ氏の楽屋のれんの横にソレは、少し誇らしげに揺れていた。僕も胸を張った。

観覧席には確かに僕のような風体の男はいなかった。そのほとんどが、シィ〜ンとした場面に我慢できない咳やくしゃみを惜しげもなく出せる世代で、飲食は禁止の観客席で平然とミカンを剥き袋の音をクシャクシャと鳴らしてしまう人もいて、滅多に観ない舞台と共に人間ウォッチング(死語)までをも楽しめたのは収穫だった。僕達の常識とは違う過ごし方を「彼ら」はするが、それが御園座という空間に同化していた。何よりも彼らは楽しんでいた。

眠気は極限状態だった。ほとんど寝ずに神戸を出たせいであり、舞台が退屈だったわけではない。中條氏の出演まではと思いながら舞台そのものには高を括っていた僕が、他の吉本役者、池乃めだか・チャーリー浜両氏らのギャグに時を忘れ、歌手陣の唄の力に心動かされ、二回の休憩を挟む最後まで見通せた。
「生」のパワーにまた負かされたのだ。

夕方神戸に戻りいつものように店に立つ。静かに時が流れ、少し早めに店を閉めた。日曜、朝にはまた神戸を発つ。目指すは国立競技場、14時からの決戦へ。

「生」の更なる刺激という魔力は、睡眠不足をも追いやってしまう。


※ヨソジー志賀(四十路・6月で)の「たまに吐くならこんな店・番外編
【13時50分からNHK総合で、神戸製鋼対東芝府中の決勝戦が行われる このサイトがキッカケでラグビーを観るようになった方もいるようだ 単なるミーハーでもいい 鑑賞に値する素晴らしい試合になるであろうと思うし、「ラグビー」というスポーツの日本最高峰のパフォーマンスを、目に焼き付けて欲しい】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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