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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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金曜日、少し暖かい元町を車で走り、カフェフィッシュにて2件の打ち合わせを終える。 その後、ふらっと神戸製鋼Steelersのグランドに行く。30日の準決勝に備えての彼らを激励する……そんなことはできない。戦いに出ようとするヤツらに、同じフィールドで戦わない僕が言える言葉など無い。ただみんなの顔を見たかっただけである。なぜかそんな気分になっていた。

到着すると練習は終わっていて、まだ選手の車が置いてある駐車場に入る。記者らしき人達がこっちを見ている。すいません、練習が終わってる時間だから許してね、とグランドに進むと、伊藤剛臣が「何しに来たんですか、こんなとこまで」確かに何しに来たんだろう。無理矢理(ホントに)ロッカールームに連れて行かれると、シャワー後の肉体のオンパレード(死語)である。「持って帰ってください」と差し入れと思しき551の豚まんを渡されそうになり、大量の苺を目の前に、色んな選手がニヤニヤと「志賀さん、違和感ないねぇ」と近寄ってくるが、僕はロッカーの隅から動かないでいた。

そこには日曜日のメンバー発表のボードがあって、「今回は和製フォワードで行きます」とガミ(池上)やヨシタカ(林)、ゴリ(野澤)が教えてくれた。そのテーブルにはアウェイ試合用のブルーのユニフォームが背番号を向けて置かれている。僕も覚えている。ユニフォームを渡されるのは、ちょっとした儀式だった。社会人はそれぞれが取っていくようだが、思い出すと涙の出そうになるソコは彼らの聖域だった。その緊張感の中、先に帰る大畑大介に声を掛けられずにいた。「頑張ります」そう言って大介は出ていった。フルバックで出場する斉藤祐也は「僕もバックスなら、3トライはしないとね」と笑った。

ことラグビーに於いて、攻撃をいなす・受け流すことはできても、それだけでは相撲のように勝てはしない。つまるところ、柔よく剛を制す世界でもない。前に出て戦わないと、勝つことはできないのだ。いつも僕はただ受け流すだけの人生を送らないために、戦いの目、刺激を彼らからもらっているのだと思う。だから本番の「そういう顔」をいつも彼らに期待してしまう。

明後日の決戦を控え、彼らは土曜昼に東京に向かう。 日曜日、また自宅でテレビ観戦するつもりである。泣かせろ。号泣させろ。


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