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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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昼の打ち合わせは、発展的なものだった。ナンかイメージが加速しないなと思ってたら、今まで僕が担当した店舗デザインに共通のことが、今回は無かったからだ。それは「店舗名が決まってない」ということである。それが火曜日、店名と想いを聞いて、また僕の頭の中でイメージの弾ける音がした。

さて、夜のお仕事。店では一人閉店までカウンターで寝ていた女性が、そそくさと精算を済ませて出ていった。すぐにでもここから逃げ出したかったのか。周りはそれほどでもないのに、当の本人は恥ずかしいと思っているようであるが気にしなくていいのである。よく言う、「電車で寝てたらガクンッ」ってやつと同じなのだ。意外に誰も見ていなかったりするのに、薄目開けて周囲を確認してから更に眠るフリをする人がいたりする……僕は大概そやね。

今までの店で、一番驚いたのはあの日だ。

結構店が混んでて、カウンターに二席だけ空いていた。その男性は両脇に女性を従えて、つまり3人で入ってきた。「ごめんなさい、ちょっと席が無いんですわ」そう僕は言うと、強引に女性を一人座らせて、その男性は女性と二人「空くまで待つわ」と立っていた。酔っていたのだろう。彼らはフラフラと揺れていた。その間、2分。カウンターの女性が……

食べてきたモノを思う存分ぶちまけたのだ。

「えっ!えぇ〜〜〜!!オェ〜〜って!!」

僕は驚きながらも、すぐさま周りのお客様に出来るだけ見せないように(すっかり見えてるが)、京都の鞍馬街道で出る幽霊、車を追い越してゆく婆ちゃん(バックミラーに映る婆さんが猛然と追い越して行き、その背中には「ターボ」と書いてあるらしい)の如く、僕は片付け始めた。

「志賀、また来るわ」

そう言うと、隣の女性そしてカウンターの女性をさっきと同じように両脇に抱え、その男性は去っていった。まさに逃げ出したい気分だったのだろう。

て言うか、逃げた。


その後、そのラグビーの大先輩が来る度に思い出してはいるが、そんな話はこちらから絶対にしない。どう考えても、この人は覚えていないからだ。

そしてそれは、そんなに恥ずかしい事じゃない。
酒というモノは、都合のいいように出来ている。


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