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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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なぜか近頃カラスが多い。三宮の朝だけかと思ったら、自宅近く、ジェームス山の生ゴミの日には異様にいる。白装束が餌でもやっているのか?

同い年の、新喜劇俳優・ミドリ色のヤクザ中條氏と話していると、やれ横溝正史シリーズはテレビの方が怖かったとか、「日本沈没」は今のスマップよりは藤岡弘の前作が良かったとか、そういう話になる。

店に置いてある映画のパンフレットをカウンターに広げて、「蒲田行進曲」の松坂慶子は綺麗だった、「瀬戸内少年野球団」の夏目雅子は永遠であるなどと話し、京マチ子と太地喜和子の熟女度を語り、沢たまきやホーン・ユキと聞くと、ゴールデンハーフスペシャルほどに甘酸っぱくなっていた。

前述の「日本沈没」にも言えるが、リメイクや続編は難しい。僕が好きな「ポセイドンアドベンチャー」のリメイク、中條氏が最近観た「ポセイドン」は違う仕上がりのようだ。スピルバーグが若かりし25歳で作った「Duel」(邦題・激突)を観れば、後の「ヒッチャー」(ブレードランナーのルトガーハウアー主演 ヒッチハイクして乗ってきた殺人者がしつこく追いかけてくる!)や「ターミネーター」(シュワルツネッガーの出世作 これも第一作のインパクトが強い)等の作品からオマージュされているかのようである。

15日からロードショー、日本沈没の総理大臣役・石坂浩二にしても小泉チックで、33年前の小林桂樹の方がリアリティがある。大統領役は「合衆国最後の日」のチャールズ・ダーニングが一番だと思っている。「エグゼクティブ・ディシジョン」のカートラッセル扮する大統領は強すぎる。「今、そこにある危機」の大統領・ハリソンフォードにも、そこに危機がない。

2世タレントで、親を上回る俳優となった人は少ない印象がある。どこかで路線変更して成功したり(父・船越英二はゴールデンドラマの校長先生、息子栄一郎はサスペンスかバラエティ 野球で言う長島一茂か)、いつまで経っても家族をクローズアップされる(高島ファミリー)、親が偉大すぎる(板妻の息子、田村3兄弟〔高廣・正和・亮〕 野球で言う、野村カツノリ 音楽で言う、ジュリアン・レノン)など、同じ道を辿り大成することは容易くない。

その点、「スパルタカス」のカーク・ダグラスの息子マイケル・ダグラスは地位を確立したし、大人の女性から圧倒的支持のある佐藤浩市(新ドラマ「サプリ」でクリエイティブディレクター役はいかがなモノか?)などは、もう三國連太郎の息子とは呼ばれないようになった。日本人が弱いとされるパワー系でその名を馳せる、室伏広治も父を記録で上回った。

師匠に付いた弟子や、過去に何連覇もしたスポーツチームにも言える。

それは越えるのではない。

違う独自の道を開く。さすれば、ソクセキは創られるものだ。


※今日のヒトコト
【映画に行く前の「予備知識」と言いたかったのだろう ミドリ色のヤクザは、 『予知能力』と言っていた


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