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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜日昼、BSのライブでメジャーのオールスターを観た。イチローが文句無しのMVPを獲った。鳥羽一郎がMTVアワードを獲るのとは訳が違う(それはそれで凄いか)。アメリカ人への通訳を前に、ここ日本にダイレクトに彼の日本語が飛び込んでくる不思議な現象に、60年余掛けてアメリカに勝ったような気がした。インタビュアーのアメリカ人女性が、選手の肩に右手を添えながら話しを聞く如何にもアメリカ的よくある光景だった。勝負師の肩に、簡単に触れるなと言いたい。

その後、違うBSで「7党党首討論会」を覗くが、カンペを見ながらの覇気のない訴えと、聞き取り難い声、頼りたくない顔顔々…最後まで見続けることができなかったのは、僕にも責任がある。しかし誰に託せばいいのか分からない。所謂「国が何をしてくれるかではなく、自分に何ができるか」にシフトチェンジした。

昨日の日記に少し書いた、組織に於ける「コミュニケーション論」について。

『スポーツに於けるパス自体がコミュニケーションなのではなく、その後の行方までも引っ括めてコミュニケーションである』

なぜそんな話しになったかと言うと、部下、特に若い世代に「ちゃんとしました」という返答が多いという話しになって、それはスポーツで言うところの「ちゃんとパスしました でもその先は知りません」という無責任パスに近いなと思った。よく言うキャッチボールをしないで、その後どうなったのかまでは追いかけたりしない。僕からすればそれは「気になること」のはずなのだが、「ちゃんとやってますけど、何か?」と開き直りにも似た態度で来られると会話が続かないわけだ。おそらくは、中堅クラスにも「あの件、どうなった?」と聞くと「あぁ…言っときましたよ」で話しを終える人がいるのだ。それがコミュニケーションだと思うのであれば、大和実業の「Let's 飲みニケーション!」の方がマシである。組織の中でできないから、ちょっと恥ずかし死語の、そういう言葉が生まれるのだ。

興味を持たせる顔付き、自信に満ちたオーラに近い風体、対話のテンポいい返し、小気味良い判断力、投げっ放しにしない聞き上手、惹き付けるコトバ。それらを兼ね備える人がいれば、ますます言葉を交わしたくなるわけだ。

イチローを見て、7党党首を見て、コミュニケーションを少し掘り下げた。

FA(フリーエージェント)権を取得するイチローに、マリナーズは5年1億ドル(122億円)で残留を求める方向である。方や日本の党首は、なかなかFA宣言しない。安住、安泰の地、年寄株、甘い汁、天下り。そこから離れようとしない。

自分の足で歩かない人間は、やりっ放しで行方を見ない。

足跡を付けようと「日々を生きる」僕らとは、元々噛み合うわけなどないのか。


※今日のヒトコト
だからこそ、僕に何ができるのかを考えている

※志賀氏的伝言板
暑中見舞い、作成せな!


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