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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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「パーフェクトストレンジャー」というブルース・ウィルスが出ている映画を観に行くつもりはないが、あのコピーの一つにタイトルの「アリエナイ結末」ってのがある。水曜の店を少し早めに閉めて、一目散に自宅へ戻ったのだが…。

ワールドカップラグビー、日本代表の最終戦。その後半少し過ぎたところにナンとか間に合った。Jsports Plusには加入していないので、日本テレビの生中継を観ることにした。しきりに実況が言う「16年ぶりの勝利」とは、1991年、ジンバブエからワールドカップ史上、日本が唯一の勝利を挙げたあの日のことを言う。予選プール同組のオーストラリア、ウェールズ、フィジー、カナダは全てランキング上位だが、カナダは14位と18位の日本に近く、現段階の実力は五分と言ってもいい。観る側もやる側も、それを期待するのは当然だった。

5対0、日本の先行で折り返した後半、カナダは2トライ1ゴール成功で12点とした。しかしラグビーを良く知るフランスの観客は、いいプレーには分け隔てなく賛辞を贈るが、悪いプレー(故意とも取れる反則や遅延プレーなど)にはかなり厳しい。カナダは日本の攻撃を寸断するために、きわどい反則を犯す。観客はブーイングの嵐。なぜか今大会は日本への声援が多く(負けている局面が多いこともあるのか)、この試合も「ジャポンコール」が何度もあった。

この時点で5対12。ラグビーはワントライ5点、ゴール成功で2点。つまり前後半で80分を過ぎ、ロスタイムに入ったところでもうラストワンプレー、もしトライしても同点までにしかならない。しかし日本は最後の力を振り絞って攻める。再びジャポンコールが場内に響き渡り、まさにボルドーは最高潮となる。

日本の選手が相手のインゴールにキック。ゴールへと日本とカナダのプレーヤーがなだれ込むが、インゴールの幅が10mと短めのこのスタジアムのため、両者共にスポンサーボードにぶつかり、ボールはデッドボールラインを越えた。

「あー、あとワンプレーはないのだろうか…」

このまま終わりそうな雰囲気に祈る…すると画面はいきなり、日本代表のキッカー大西将太郎を映し出す。ん?どういうこと??ペナルティーキック(3点)をこの期に及んで蹴るのか??画面の左上を見ると、カナダ12点対日本10点になっている。難しいプレッシャーの中、大西はキックを成功。12対12の同点でホイッスルが鳴り、16年ぶりの勝利はなかったが負けなかった日本代表は、大歓声に包まれていた。テレビを通して観ている僕は、ナンだか取り残された気がした。

スロー再生で、日本のラストのトライが映し出されたが「その瞬間」は飛んでいたのだ。これはどういうことだ?映像は同じはずのJsportsはどうなっていたのだろう?とにかく、日本テレビの中継は、アリエナイ結末となった。午前3時までの放送とは言え、カットされるべきではないシーンが消えていた。

よりによって、ワールドカップで放送事故だ。

国民の怒りが聞こえ難いのが、ラグビーの悲しき現状ではある。


※今日のヒトコト
再放送のJsports録画しよっと こっちは大丈夫?

※志賀氏的伝言板
村上、日本ではそんな状況だったよ(-_-;)


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