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いい天気の木曜日。花粉を避けて夕刻まで自宅にいた。なぜか今現在、夜にやっているドラマを夕方に月金で、一気に再放送するパターンが多い。記憶によれば、それはフジテレビ、CXが多用した手法だと思うが、本編視聴率（主に最終回）を意識した試み以外に、やはり不況の煽りによる制作費、スポンサードの問題もあり二次使用するのだろう。夕刻のローカルワイドショーが観られないのは困ったものだが（朝日放送夕方枠は、意外に面白い）、先日『11話で、関ジャニ大倉死す！』という見出しで「えっ？もう死ぬの？？」と不思議に思った。マカロニにしてもジーパンにしてもテキサスにしても（「太陽にほえろ」ね）主役級は殉職まではそれなりの期間があった。11話と言うと2ヶ月ちょっとである。で、気になってここ数日「必殺仕事人2009」の夕方再放送を観ている。何となく理由が解った。
ちなみに、「必殺仕事人2009」をウィキペディア（Wikipedia）から抜粋。
“ 『必殺仕事人2009』は、ABC・テレビ朝日の共同制作により、テレビ朝日系で放送されている時代劇。必殺シリーズ第31作、ABC『必殺仕事人』シリーズ30周年記念、テレビ朝日開局50周年記念作品である。（中略）テレビ朝日系列で、2007年7月7日に放送された『必殺仕事人2007』（以降、『2007』）の視聴率が関東地区で20.9%、関西地区で24.0%と好調だったことから、『2007』のキャストを引き継ぎ『必殺仕事人2009』として連続ドラマ化が決定した。
旧シリーズ当時、ジャニーズ事務所に所属していたひかる一平演じる西順之助の登場以来、『必殺仕事人』シリーズとジャニーズ事務所は密接な関係にあったが、本作品では主演の面々に加え、テーマ曲を東山・松岡・大倉によるユニット“The SHIGOTONIN”が務めるなど、今まで以上にジャニーズ事務所のアイドルが露出する形式となっている。また、中村主水を演じる藤田まことにとっては、食道癌による休養からの復帰第1作となる。大倉（10代）、松岡（20 - 30代）、東山（40代以降の女性視聴者）三世代の異なる年代を配し、コアなマニアと呼ばれるファン層に不変の中村主水、藤田まことを据えて、幅広い視聴者層をターゲットにしている ”
必殺シリーズと言えば、まずその映像美にあった。日中はコミカルに描かれた仕事人達も、夜になれば表情も身のこなしもそのものとなり、ロングで引いたカメラワークと合わせた例のテーマソングに、観る側の期待も高まっていった。勧善懲悪という至極分かりやすいテーマは、一話完結時代劇として一世を風靡し、仕事人それぞれの悲哀までをも浮き彫りにしていたものだった。
過去には、緒形拳、山崎努、沖雅也、火野正平、三田村邦彦、京本政樹、村上弘明と、はまり役の個性派俳優がいた。養子婿中村主水をいじめる、菅井きんと白木万理のコンビや、仕事人に依頼の仲介をする鮎川いずみなど脇を固める女性陣も印象に残る。名高達郎の「ファイトー！一発！！」以外の唯一と言っていい代表作「ザ・ハングマン」は、現代版必殺シリーズとして、同じテレビ朝日系で制作された。「必殺」は、それほどまでに人気シリーズだったと言えよう。
ずばり言えば、先にあるように「ジャニーズ色」が強い事で先入観がある。その華奢な身体にリアリティがない事（それが東山だとしても）もそうだ。ひいては、11話にどうやら逝ってしまう関ジャニ大倉くんの演技（位置付け的に、過去の沖雅也、三田村邦彦、京本政樹が演じた役）が？？である事も理由なんだと思う。
昔の役者は一つの役に集中している時にはそのイメージを崩さずに、他局やその他のメディアの露出も控えていた人も多かったそうだ。極端に言えば、他の仕事をキャンセルしてまでその役に没頭したらしい。それがやれ少年隊だ、TOKIOだ、関ジャニ∞だと言われたら、少々興ざめであるのは目に見えている。ナンだか藤田まこととリンクしていないと言うか、広がってないと言うべきか。
仕方ない。
後任の仕事人は、「アイスピックの志賀」で出てもいい。
※今日のヒトコト
【ケーブルテレビで一日中やってる懐かしドラマを観ると、「特捜最前線」「太陽にほえろ」「探偵物語」大映テレビ系「スクールウォーズ」など、時代背景と共に突っ込みどころは多くても、ある種確立されたリアリティとスピード感があり、演技力だけではない 「人間味」もまでをも見えて引き込まれてしまう 】
※志賀氏的伝言板
【 4月28日（火曜 祝日前）バーテンダーズナイト開催決定！！ 詳細後日】
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