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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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「ゴルフのどこが面白いのですか?」

久しぶりに来たブングーN澤がそう聞いて来た。年齢的にも立場的にも、ゴルフの話題を振られたりして、そろそろ切っ掛けでも欲しいのかも知れない。やたらと説明しようと試みるが、言葉だけでは伝わらないジレンマがある。5月に入った連休の狭間、これを読めばこれからやろうとしている人や、やらず嫌いな人にも、思わずやってみてもいいかなと思わせる、そんな日記を書いてみようと思う。

ゴルフは、最も大きいフィールドでプレーする球技である。しかもここ日本ではそれなりの対価を支払うのだから、その雄大さ、美しさを眺める余裕のある方がいい。まぁ、そういう余裕のないのもゴルフなのであるが、少なくとも覚えているのは「昼飯が美味かった」「風呂やロッカールームが綺麗だった」だけでは寂しい。

大人になれば会社の成績でない限り、子供の頃のように、数字で評価される事など、胡散臭い漢字検定くらいしかない。それが所謂シングル(独身ではない)級の実力だとしても壁があるし、100のスコアを切るか切らないかぐらいでも、各々の目標に合わせて「世代を超えて」同じ場所で楽しめるところが他になく面白い。

ただし、特有の「教えたがり」の人も多い。ちょっと先に始めたからといって、あぁだこうだとエラそうに言う人がいる。おそらくその大半は、諸先輩方々にそのように扱われて来た反動だと思うが、そういう人に限って、他人にはまず真似のできない“ 木こり ”のような変なスイング(自分はタイガーのつもり)をする。これがヒョロヒョロと真っ直ぐ飛んで、そこそこスコアをまとめるからタチが悪い。

楽しくなる要因はほぼ「面子」と言っていい。前述のような木こりスイングしか見せられないくせに教えてくる人や、昼メシがどうだこうだと関係のない話をする輩とは、ハーフ9ホールの二時間半が苦痛である。しかしながら、仕事関係を通り越した気の置けない仲間、友人や、感覚的に(つまりは生理的に)合う相手だと、非常に楽しく時間の経つのも早い。何よりも、シンプルに性格が出て解りやすい。「ゴルフ」というフィルターを通したコミュニケーションが取りやすいゆえに、プライベート、ひいてはビジネスにも堅い繋がりを持てる事も多くなる。

それじゃあ、ボーリングだって同じじゃないかと突っ込まれそうだが、そこにはフィールドに動きがない。それはインドアということもあるが、ゴルフは屋外特有の開放感に包まれて、マチでの関係よりも色々をトロトロ吐露しやすくなる。

確かに、ゴルフブームではある。レッスンの類いが全くないレディスゴルフ雑誌まであるし、プロゴルファーがCMに出る事なんて、青木功と倉本昌弘のサロンパスくらいしか僕は覚えていない(古っ)。今では飲料メーカー、カレーや菓子の宣伝にまでゴルファーが顔を出す。アイススケートの世界大会が終われば、子供をリンクに連れて行く親が多くなるように、今では練習場に行きながら、いつかはプロでガッポリ(死語)と目論む親が後を絶たないが、鳶が鷹を生むほど甘くない。

要するに、スポーツを楽しめない人間には「プレイヤー(本来の楽しむ意)としての自覚」など、根付かせる事などできない。ゴルフなんて人生と同じで、何度も頭を、出る杭も悔いも打たれ続ける事の繰り返しで、解ったと思ったらそこからまた悩みが始まって、ゴールなど一生見付からなくて…、実は結構しんどい。

だから、いきなりアスリートゴルフはおススメしない。アナタがいつもと違う場所を感じたければ、まずはカジュアルに、広い景色を観に行くだけでいい。

鳶が鷹を生んだりしないが、楽しむ事を知れば「見付かる」可能性はある。


※今日のヒトコト
これ読んで、ゴルフ好きにはならんな(^_^;)

※志賀氏的伝言板
GWは暦(死語)通りお休み予定


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