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土曜日朝8時から準備、9時に自宅マンションの餅つき大会がスタートした。今期15年に一度のマンション理事になってしまい、こういったことにも顔を出さないといけない。しかし段取りを知ってる人は少なく、僕と同世代には餅つきのしっかりとした記憶などないもので、やはり「つき方」も様々である。杵を下ろすことは惰性でできても上げる力のない人も多く、リズミカルにつくというイメージとはほど遠かった。
先に子供につかそうとする大人もいたが、餅は冷めるしムラもできる。「ちょっと下がっててね」と子供達をどかせて、僕は飛び散る餅をものともせず、一心不乱に何度も2箇所ある臼をついた。お陰で、美味そうな餅に仕上がったが、大人はおろか子供達までもヒイていた。そのせいか、未だ右手に握力がない。
日曜日。ホームズスタジアムにて、ヘッドコーチのご家族達とラグビー観戦。神戸製鋼コベルコスティーラーズは健闘空しく、首位三洋電機ワイルドナイツに負けた。先頃国立競技場であった、関東大学ラグビーリーグ戦、早明戦のメインスタンド、バックスタンド指定席が売り切れだったようだが、少しずつ社会人ラグビー(トップリーグ)の観客数は伸びているようにも見えた。2019年ワールドカップが、日本で行われることへの現実味を…いやいやまだまだこれからだ。
週末店に来た女性は、モデルと大手理美容業界社長秘書の美人二人。店に来るようになってもう随分になるが、なぜか近頃「結活」がキーワードらしい。僕はともかく、そう言えば僕の弟も独身やなぁと話すと、紹介してくださいよと言われる。二つ下の弟だが、男同士というものは頻繁に連絡など取らないし、今は大阪のある大手企業でキャリアカウンセラーをやっていることくらいしか知らない。
で、久々に電話をし、他愛のない話を幾つかしながら頃合いを伺う。彼女はいないと言うので、電話を「秘書」に代わった。何だか急展開で、今度お食事でもぉ〜と女性の積極的なアプローチが始まり、どうやら二人は会う約束をしている。僕の知る弟は所謂「奥手」で、特に女性との会話など想像できなかった。「ナンか、テレホンショッキングみたいですけど、お兄さんに代わりますねぇ」とその子に渡された僕の携帯電話だったが、電話の向こうで弟は「いいとも!」と言っていた。
弟の成長を感じながら僕は、互いの連絡先を取り持った。
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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
【44歳になった弟へエールを贈る お前が言うな 】
※志賀氏的伝言板
【 12/20(月)〜大晦日まで休みなし(予定) 】
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