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火曜日。強烈な寒さでもないが、また肌寒い神戸である。ポートアイランドにある神戸夙川学院大学に出向き、神戸観光シンポジウム「地域が主役!KOBEツーリズム」に参加した。夙川と西宮市の地名が付いているのに、ここのように人工島にやってきた大学は多い。このキャンパスは観光に特化しているようで、まぁ神戸だから、アメリカの地名の日本校みたいなものよりは格段にいい。
都合で遅れた。学生時代のように密やかに最初からいるかの如く入ろうとすると、二箇所ある入口は教室後方ではなく、細い窓から見ると皆こちらを向いている。仕方なく休憩まで待つことにした。流石、イマドキの大学は裏口からは入れない。
僕も関係した商工会議所の活性化塾小売商業部会長の、兵庫ヤクルト販売阿部社長がパネリストでもあったのでこれはぜひ聴きたかった。主催が神戸商工会議所と大学以外に、神戸市、国土交通省神戸運輸監理部、後援が財団法人神戸観光コンベンション協会なので、少々堅苦しい趣もあったが、こういったものは継続されるべきだ。そのうち、半分が若者やブルーカラーで埋まれば、理想的でもある。
来年の大河は平清盛だから、「龍馬伝」のようにブームが来るとか話してる。脚本次第では今の「江」のように、民放ドラマの如く(NHK自体がそうか)なりかねないが、確かに話題にはなると思う。しかし問題は、そうして便乗集客したところで、受け皿が整備されていないところが恐い。それにしては今の神戸は怪しい。
元々「ウリ」やアピールするものが少ない地方ならともかく、ある程度何でもありイメージのいい神戸自ら「こんなに素敵な神戸です!」と発信するのも、菲の打ちどころのない女性が「私って、綺麗?」と聞くようで、どうにも嫌みに映るものだ。そして確かに住み良いマチではあるが、マチ自体は震災後、いやそれだけでなく変わっている。何より、今ここに住まう人々が好きなマチなのだろうか。愛社精神があるのなら愛「地」精神があってもいいと、僕は活性化塾で話したことがあるが、外部に発信しようとするばかりに躍起になるよりも、自分達のマチの祭りやイベントを「他の人がやっている」と思わせている現状の方を憂うべきなのだ。
僕なら、付け足しのデザインよりは、贅肉を削ぎ落とすデザインを求めたい。「Design(目論見・企み)とはデザインしないこと」を実践し、三宮のコンビニ、ベンダー(自販機)、ゴミ箱、フランチャイズ店を一切なくすくらいの思い切りが欲しい。至便とは正反対の地域を、意図的に創るのだ。そして「そこにしかないもの」を守る。一斉に反対を受けそうな仕掛けだが、ゴミ箱をなくしてゴミがなくなった実例もある。美しいマチには、逆転の発想も必要。かと言って作為的でレトロなテーマパークなんていらないし、対象が限定された盛大なイベントが実は、マチに息づく人から遠くなっていることを大半の人が解っている。
本来の姿で勝負できる、この神戸の土壌を活かす。そして何よりも、神戸の人が楽しくなければ、外からやって来た人々も楽しめないことを知るべきだ。
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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
【そう、 土着的祭りが欲しい 】
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