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■ 中毒性日記 2011
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜午後、大阪にいた。先の駅周辺のオープンで、梅田界隈は賑わっている。肥後橋へと歩を進め、飲料課長と密談。分社化にはメリットもあるが、互いに食い合うシェアではいけない。昼夜のリンクしたプロモーションが鍵だと感じた。その後、西宮ガーデンズへ。午後のティータイムには、パワーのある女性客の多いことが伺える。女性が強くなったのか、はたして男が弱くなったのか。

さて、近頃の若者気質について思った事がある。ある30過ぎの男に、「深夜食堂」というドラマがいいよと教えたのは去年のこと。漫画が原作らしいが、僕は小林薫主演のこのドラマしか知らない。関東で先に放送してたようで、再放送がまさしく深夜にやっていたのを観たのだが、様々な客が訪れるその店で繰り広げられる、ほっこりとする懐かしさとしんみりいい話を見せてくれる一話完結。メニュー書きには豚汁定食とビールと日本酒しかないのに、客の思い入れのあるリクエストに応えてくれる、確かにこんな店があったらと思ったものだった。

どうやらその30過ぎの若者はハマったらしく、とうとう全10話のDVDを購入したそうだ。併せて、漫画本全7巻も。まぁそこまでは解らないでもない。僕も昔好きだったCXのドラマ「恋ノチカラ」(僕と同い年、包み隠さず堤真一主演の、広告アートディレクターの話)のDVD-BOXを持っている。店に来た彼は、それらを自慢げに話していた。教えたのは僕なんだが…と思うが、若い人は知識を身に纏うと途端に強くなる傾向がある。まぁその辺りは、大人の対応をした。

ただよく解らないのは、彼らはそういう店が近くにないか、“ 神戸三宮 深夜食堂 ”と「ネット」で探そうとするところだ。ちなみに三宮には「深夜食堂」はなかったそうだが、あれはあの世界にあるからいいのであって、「のようなもの」「みたいな」店とは違う。仮にそれで見つかったからといって、便常商法ではイメージが崩れてしまう。例えば、スタンリーキューブリック「2001年宇宙の旅」や「時計じかけのオレンジ」にインスパイヤされた店(神戸ならOクンとこの「3D」がそうだな)なら理解できる。店主の想いとリンクすればそれもいい。

そう言えば西宮ガーデンズで打ち合わせしたカフェオーナーは、「フランスで日本人がカフェをやったら…」というイメージでその店を営んでいると言っていた。コンセプトがはっきりすると、それは店の雰囲気や味、そこに立つ人に表れてゆくものだ。僕はデザインでその店に関与するが、モノマネでなくオリジナルを知った上でのパロディを用いた。いたく気に入ってくれて嬉しかった。

さてその若者。「どこかに深夜食堂みたいな店ないですかねぇ?」と聞くので、片言の日本語を話す韓国人のオバちゃんがやってる店があるよと言うと、イマイチ乗り気ではなかった。その店は三宮の中心なのに解り難い路地の奥にあり、「深夜…」同様に朝方までやっているが、彼にとっての深夜食堂は「ドラマのまま」なのだろう。小さな頃からコンビニやコンピューターのある世代には、アレンジ、アドリブ、イレギュラーには関心がない様子である。

彼は会話の途中で目を落とし、また携帯で検索を始めていた。


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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
僕がやってみるか「深夜食堂」  …料理できひんかった-_-; 】

※志賀氏的伝言板
土曜はバタバタでしょう 】 


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