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■ 中毒性日記 2011
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜日。待ちに待ったこの日。水曜の店が終わってソファで横になった。小学生の遠足気分で深い眠りには就けず、2時間ほどで朝になる。重たいPCや仕事の諸々はそのままに、ウェアをフットジョイのボストンに詰めて三宮を出た。どんよりと厚い雲が見えたが、心は晴天、まさにゴルフ日和であった。

定期的に、格式のあるゴルフ場にご招待いただくことは光栄である。ゴルフ銀座(死語)と言われる兵庫県ゴルフ場事情だが、その分、カジュアルから敷居の高い名門まで幅も広い。昨今、ネットでエントリーできるコースが至便ではあるが、反面この時代だからこそ時代錯誤も甚だしいコースも際立って、そのステイタスを堅持しているのが嬉しい。こうして、整形外科医のI尻先生の声掛けのもと、ポンテベッキオ取締役総支配人U田氏、廣野ゴルフ倶楽部O崎プロとの定例ゴルフは行われている。恐れ多い面々に、最年少の僕は毎回チャレンジを強いられる。しかし僕の性格は、上級者とのラウンドの方が内容のいいゴルフになる。皆さんに萎縮するタイプではなく、恥はかき捨てとばかりに伸び伸びとプレーできるのだ。

そこは三宮から車で30分以内、六甲からならクネクネと山頂を目指しすぐである。 道が異様に狭く、この辺りは生活道路がありトレッキングコースにもなっている。本当にこんなところにあるの?と不安になるが、車のナビゲーション(僕は安室ナビ恵と呼んでいる)は確実に、対向車が来ると危ない道に導いてゆく。

コースのすぐ横にある駐車場に到着して、普段のラウンドにはない緊張感が訪れる。レンガ色のクラブハウスは小さい。昨今のカジュアル志向なゴルフ場と比べれば、明らかに造りは古ぼけている。でも、そこは最古のゴルフ場。誰も急ごうとはしない。そこはかとなく流れる、ゆったりとした空気(スタート時間は自由)が逆に圧倒される。違う国に来たようであり、忘れかけていた「プレイヤー」そして「ゴルファー」たる所以を教えてくれるようでもあった。

「ボールは多めに用意しておいた方がいい」とI尻先生が言っていた。専用の小さなキャディバッグにクラブを10本をチョイスして入れ替える。ポケットは一つしかないので、余計な物は入れずにボール3スリーブ(9個)を詰め込んだ。コースは最も長いホールで399ヤードパー4。200ヤード前後のパー3が多い。僕はドライバーと#2、#6、PWを抜いた。これが裏目に出た。

スタートしてからは、毎度違うアトラクションのあるテーマパークにいるようだった。ドキドキが収まらない。どれも出会ったことのないロケーション。薄らと霧の掛かるスタートホールに力が入る。違う。「悠々と急げ」これが「原点」なのだ。そこからはとにかく楽しめた。この壮大な景色を観る余裕もできた。あとで分かったことだが、高地ゆえにボールがいつもより飛んだ。140〜150ヤードはPWで良かった。ボールは意外にも、ウェッジ60度がトップしてグリーン奥の池にハマった一個だけで済んだ。比較的ブッシュの洗礼も受けず、OBもなかった。

噂では聞いていた。本コース(この定義自体が疑問)と比べて距離が短く狭い、ラフ(というかブッシュ)が短く刈ってない、起伏が激しい、カートがない、ロッカーがメンバーとは雲泥の差である…。しかしこのコースの本質は、そういったものとは次元の違うモノだった。例えば辛い物を口にして、その辛さの奥にある旨さに辿り着かない人がいる。ちょっとした障壁に「まずやってみよう」と思わずに、壁の高さを眺めて「頭で」答えを出す人もいる。本来は「あるがまま」のルールのゴルフに於いて、自然の地形を活かした英国譲りのこのコース。重機などが山頂まで上げられない1903年、人間の手作業だけで創られた、まさに「原点」がここにある。当時に想いを馳せながら対峙し、大いに楽しむべきモノなのだ。

山ならではの気まぐれな天候、目線より低い雲、下界を見るかのように広がる神戸の街並そして海に浮かぶ人工島はもちろん、遠く関西国際空港まで望める標高850mのゴルフ場は、マチと温度差が5度もある。時折キジなど野性の鳥が顔を出し、何と夏の終わりの代名詞であるヒグラシがたくさん鳴いていた。

いつもならスコアを気にして、次回にリベンジなんて言葉も出たりする。

そういう事を微塵にも思わせない至福。神戸ゴルフ倶楽部。


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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
【スコアは久々の70台  …パー61だけど-_-;

※志賀氏的伝言板
人の繋がりに感謝しきりです 】 


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